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令和 4年第1回定例会(第6日 3月25日)
令和 4年第1回定例会(第6日 3月25日)

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  1. いなべ市議会 2022-03-25
    令和 4年第1回定例会(第6日 3月25日)


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    令和 4年第1回定例会(第6日 3月25日)                    令和4年               いなべ市議会(第1回)定例会               令和4年3月25日(金曜日)                 いなべ市議会 議場   1 議事日程 開会(開議)の宣告 日程第 1        委員長報告 日程第 2 議案第 2号 いなべ市職員育児休業等に関する条例の一部を改正す              る条例の制定について 日程第 3 議案第 3号 委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部              を改正する条例の制定について 日程第 4 議案第 4号 いなべ市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第 5 議案第 5号 いなべ市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する              条例の制定について 日程第 6 議案第 6号 いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第 7 議案第 7号 いなべ市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準
                 を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第 8 議案第 8号 いなべ市立保育所条例の一部を改正する条例の制定につ              いて 日程第 9 議案第 9号 財産の無償貸付について(北勢線運営事業に係る三岐鉄              道株式会社への無償貸付日程第10 議案第10号 いなべ市道路線の認定について 日程第11 議案第11号 いなべ市道路線の変更について 日程第12 議案第12号 令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第11号) 日程第13 議案第13号 令和3年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第              2号) 日程第14 議案第14号 令和3年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第2号) 日程第15 議案第15号 令和3年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第16 議案第16号 令和4年度いなべ市一般会計予算 日程第17 議案第17号 令和4年度いなべ市国民健康保険特別会計予算 日程第18 議案第18号 令和4年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算 日程第19 議案第19号 令和4年度いなべ市介護保険特別会計予算 日程第20 議案第20号 令和4年度いなべ市水道事業会計予算 日程第21 議案第21号 令和4年度いなべ市下水道事業会計予算 日程第22 議案第22号 工事請負契約の締結について(いなべ市民温水プール              (仮称)新築工事日程第23 議案第23号 いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条              例の制定について 日程第24 議案第24号 いなべ市阿下喜温泉条例を廃止する条例の制定について 日程第25 議案第25号 財産の減額貸付について(株式会社温泉道場への減額貸              付) 日程第26 議案第26号 令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第1号) 日程第27 請願第 1号 シルバー人材センターの安定的な事業運営のために適格              請求書保存方式導入にかかる適切な措置を求める請願              (インボイス制度に関する請願) 日程第28 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに              ついて 日程第29 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに              ついて 日程第30 同意第 1号 いなべ市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同              意を求めることについて 追 加 日 程 追加日程第1 発議第 2号 シルバー人材センターの安定的な事業運営のために、               適格請求書保存方式インボイス制度)導入にかかる               適切な措置を講じるための意見書 追加日程第2        委員会の閉会中の継続調査の申出について 追加日程第3        閉会中の議員派遣について 2 出席議員     1番 渡 辺 一 弘        10番 伊 藤 智 子     2番 伊 藤 三 保        11番 小 川 幹 則     3番 欠 員            12番 岡   恒 和     4番 多 湖   公        13番 清 水 隆 弘     5番 小 寺 徹 翁        14番 衣 笠 民 子     6番 西 井 真理子        15番 岡   英 昭     7番 原 田 敬 司        16番 位 田 まさ子     8番 篠 原 史 紀        17番 林   正 男     9番 片 山 秀 樹        18番 種 村 正 已 3 欠席議員    な し 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名  市長         日 沖   靖    副市長        岡   正 光  教育長        小 川 専 哉    企画部長       長 﨑 十九八  総務部長       小 林 治 夫    都市整備部長     梅 山 浩 幸  市民部長       杉 山 義 文    環境部長       二 井 真 作  福祉部長       日紫喜 隆 一    健康こども部長    出 口 美 紀  農林商工部長     杉 本   剛    建設部長       梶   正 弘  水道部長       出 口 日佐男    会計管理者      多 湖 康 子  教育部長       小 寺 道 也    国体推進事務局長   渡 邊 真 澄  監査委員事務局長   太 田 一 秋 5 職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     鈴 木   訓    議事課長       日紫喜 巖 人  議事課課長補佐    寺 園 妙 子               (午前 9時00分 開議) ○議長(小川幹則君)  おはようございます。  出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、委員長報告を行います。  日程第2、議案第2号から、日程第27、請願第1号までの26議案一括議題といたします。  本定例会において各委員会に付託いたしておりました案件の審査が全て終了しております。よって、各委員長より審査結果の報告を求めます。  委員長報告は登壇して行ってください。  なお、討論、採決は、委員長報告に対する質疑が全て終了した後で行います。  それでは初めに、総務経済常任委員長位田まさ子君。  16番、位田まさ子君。 ○16番(位田まさ子君)  皆さん、おはようございます。総務経済常任委員会審査結果の報告を申し上げます。  去る15日の本会議において、総務経済常任委員会が付託を受けた議案は9議案及び請願1件であります。  審査は、3月16日及び18日の午前9時より、委員8名中1名欠席の下、慎重に審査を行いました。  その結果、議案第2号、いなべ市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第3号、委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第4号、いなべ市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第5号、いなべ市消防団等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、議案第10号、いなべ市道路線の認定について、議案第11号、いなべ市道路線の変更についての6議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第23号、いなべ市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号、いなべ市阿下喜温泉条例を廃止する条例の制定について、議案第25号、財産の減額貸付について(株式会社温泉道場への減額貸付)については、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。  続きまして、請願について報告いたします。  請願第1号、シルバー人材センターの安定的な事業運営のため、適格請求書保存方式導入にかかる適切な措置を求める請願(インボイス制度に関する請願)につきましては、請願者から請願の趣旨説明を受け、審査をしました。  その結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。  以上、総務経済常任委員会が付託を受けました9議案及び請願1件の審査結果報告を終わります。 ○議長(小川幹則君)  総務経済常任委員長報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、総務経済常任委員長報告に対する質疑を終わります。
     次に、都市教育民生常任委員長篠原史紀君。  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  都市教育民生常任委員会審査結果の報告を申し上げます。  去る15日の本会議において、都市教育民生常任員会が付託を受けた議案は5議案であります。  審査は、3月17日午前9時より、全委員出席の下、慎重に審査を行いました。  その結果、議案第8号、いなべ市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第9号、財産の無償貸付について(北勢線運営事業に係る三岐鉄道株式会社への無償貸付)は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第6号、いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第7号、いなべ市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号、工事請負契約の締結について(いなべ市民温水プール(仮称)新設工事)は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、都市教育民生常任委員会が付託を受けました議案審査結果報告を終わります。 ○議長(小川幹則君)  都市教育民生常任委員長報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、都市教育民生常任委員長報告に対する質疑を終わります。  次に、予算決算常任委員長片山秀樹君。  9番、片山秀樹君。 ○9番(片山秀樹君)  それでは、予算決算常任委員会審査結果の報告を申し上げます。  去る15日の本会議において、当委員会に付託されました案件は議案11件であります。  付託同日、委員会を開き、各分科会付託議案を分担送付し、16日に総務経済分科会、17日に都市教育民生分科会を開いて、補正予算及び予算を慎重に審査しました。  22日に当委員会を開き、各分科会委員長審査報告を受け、討論、採決を行いました。  その結果、議案第13号、令和3年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第14号、令和3年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第15号、令和3年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第18号、令和4年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算議案第19号、令和4年度いなべ市介護保険特別会計予算議案第20号、令和4年度いなべ市水道事業会計予算議案第21号、令和4年度いなべ市下水道事業会計予算の7議案については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第12号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第11号)、議案第16号、令和4年度いなべ市一般会計予算議案第17号、令和4年度いなべ市国民健康保険特別会計予算議案第26号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第1号)の4議案は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、予算決算常任委員会が付託を受けました11議案審査結果報告を終わります。 ○議長(小川幹則君)  予算決算常任委員長報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、予算決算常任委員長報告に対する質疑を終わります。  以上をもちまして、委員長報告を終結いたします。  これより、討論、採決を行います。  念のために申し上げます。  電子採決システムによる表決の際、採決の確定時にいずれのボタンも押していないときは、反対ボタンを押したものとみなします。  日程第2、議案第2号、いなべ市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第5、議案第5号、いなべ市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についての4議案は討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本案は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第6、議案第6号の討論を行います。  発言を許可します。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番議員、日本共産党衣笠民子です。議案第6号、いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論します。  国民健康保険人口減少、超高齢化社会、低所得の被保険者を多く抱えていることや医療の高度化などによる医療費の増加によって国保財政は極めて厳しい状況が続いており、解消するために平成30年度から広域化され、県が財政運営責任主体に変わり、財政一元化という形になりました。  運営も被保険者負担も大変な国民健康保険制度ですが、いなべ市は合併時には一般会計から法定外繰入れをして保険料を低い町に合わせる、料率も独自に応能割を6、応益割を4と、力に合わせる負担とするなど、被保険者の負担に無理がないよう努力をしてきたことは重々承知し、評価しているところです。  国も何とかしなければと、制度的な困難解消のために広域化をしましたが、楽になったのかというと、市内の市町村間では格差が大きくて、過去には財政難の市町が中勢、南勢のほうに多く、北勢は国保財政運営は厳しいが、中勢、南勢ほどではないという状況の中、財政一元化では、被保険者の所得が多いいなべ市は1人当たりの医療費も県内では7番目くらいに高く、計算上の補正係数を掛けると5番目ぐらいになり、要求される納付金等は非常に多くなっています。  中勢、南勢の財政が厳しかったところは、所得が低いことによる財政難はある程度解消しているが、いなべ市に関しては、中勢、南勢の支援を行うような形になっているので、より厳しい状況になっていることが委員会審査で明らかにされました。  その一方で、市町で自分のところの国民健康保険の状況に合わせていろいろな手だてを取ることがペナルティーが課されたりして難しくなるなど、自由度がなくなっています。  今回、そうした中で約0.7%の保険税値上げとなります。今回実施される子ども均等割5割軽減は多くの人の願いであり、全国知事会からも要望が上がる中、未就学児に限られますが、実施ができたことは喜ばしいことであります。  しかし、住民の暮らしがますます大変になる中で、値上げは許されないという立場から、この議案に賛成できないということで、反対の討論をします。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第6号、いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第7、議案第7号の討論を行います。  発言を許可します。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番議員、日本共産党衣笠民子です。議案第7号、いなべ市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論します。  国の法改正に伴い、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例は平成26年9月定例会で出され、制定されました。このときにも以下のような反対の討論をしています。  他地域の幼稚園に通っている子ども事業所保育を受けている子どもも若干いますが、いなべ市はいなべ市立保育所と私立の保育所運営を中心に、就学前の保育・教育が行われています。待機児童もゼロです。この条例に該当する施設は現在ありませんが、いなべ市子どもを対象とする就学前の保育・教育を担う施設においては、いなべ市の中心とする保育所の基準と同様の基準が定められる必要があります。  しかし、この条例に該当する家庭的保育小規模保育事業所内保育居宅訪問型保育では、職員の基準が保育士でない者も可能になり、保育所より低い基準となっています。  これはもともと国の法改正都市部待機児童の解消を目的とし、認可保育所を増やさず、安上がりに多様なやり方を利用しようという考えの下に厚生労働省令で基準をつくり、各自治体に参考として示されたためです。  いなべ市はこれまでも保育に力を入れてきました。この条例に定められる家庭的保育小規模保育事業所内保育居宅訪問型保育でも、いなべ市保育は同等の基準にすべきということで反対をしました。  今回の条例改正は、さらに規制を緩和するものとなっているので、やはり反対です。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第7号、いなべ市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は、可決することに決しました。  次に、日程第8、議案第8号、いなべ市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第11、議案第11号、いなべ市道路線の変更についての4議案は討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本案は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第12、議案第12号の討論を行います。  発言を許可します。  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、日本共産党の岡 恒和です。議案第12号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第11号)に反対の立場で討論します。  反対理由は、繰越明許費補正に追加として観光施設整備事業宇賀渓キャンプ場整備事業1億4,800万円余が含まれること、そして、同じく変更として野遊び推進事業農業公園キャンプ場整備事業9,700万円余が含まれていることです。  いなべ市の行っている地方創生事業には多くの問題点があります。  1点目は、この事業の全体像があらかじめ計画されているものではなく、全体計画やビジョンが示されていない中で次々と展開し、拡大していることです。それにより、事業費の総額やどの程度の効果があるのか、最後まで分からない状態で進められていることです。  2点目は、事業運営を予定されている民間企業が調査・計画に加わっている事業もあり、民間企業に都合のよい計画になるおそれがあることです。実際、あれだけ市民の批判を浴びたにぎわいの森事業でさえ、市が投資した費用の4%を毎年市に家賃として支払っているのに対し、宇賀渓キャンプ場事業農業公園キャンプ場事業も市への支払いは予定されていません。  3点目は、進め方の問題です。地方創生事業を担当する内閣府でさえ、令和3年の地方創生拠点整備事業に関する調査報告書で、地方公共団体が特に留意すべき重要な要因として4点上げています。その中で、地域住民への広報は事業実施中のみならず、事業計画段階において、地域にはこの事業が必要だということに関して、地域住民の理解を先に得ておく必要がある。地域住民の理解については、計画段階実施段階の両段階において必要であることを踏まえ、根気強く理解と参画を得る努力を継続していることが重要であるとされています。  現在の進め方は、地域住民にも議会にも十分な理解を得ることはなされていません。市がまずやるべきは、例えば、今、いなべ市の農業は安倍内閣によって所得補償、反1万5,000円をなくされた上、今年度は米価の暴落が起こり、そして、今年度から始まる水田活用の直接支払交付金見直しにより、担い手農家の営農が危ぶまれる状況になっています。地域再生地方創生というのなら、こうした市民が置かれている状況をしっかりと受け止め、市としてどう活性化を図るのかを真剣に考えるべきです。  本議案問題点を指摘して、反対討論とします。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第12号、令和3年度いなべ市一般会計補正予算(第11号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。
     本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第13、議案第13号、令和3年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、日程第15、議案第15号、令和3年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第2号)の3議案は討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本案は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第16、議案第16号の討論を行います。  発言を許可します。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番議員、日本共産党衣笠民子です。議案第16号、令和4年度いなべ市一般会計予算に、日本共産党いなべ市議団を代表して、反対の立場で討論します。  令和4年度一般会計予算は、日沖市長の行政運営に対する姿勢を表すものです。これまで進められ、さらにいなべ市政の中心的な事業となってきている地方創生事業、国が補助金を使って政策誘導するものですが、いなべ市、市民の立場から見て、本当にいなべ市地方創生、いなべ市の未来を開く事業になっているのか疑問です。  事業のスタートは、補助金があって、一見、財政的には事業を起こすことに有利になっていますが、事業の全体像があらかじめ計画されておらず、総額も不明、事業の展開も不明、後のいなべ市の負担について十分検討されていると思えません。  また、地方創生事業として始める事業の市民にとっての利益が分かりません。市民の願いに応える事業こそ、市民が郷土に対して愛着を深め、外からの人にとってもいなべ市の魅力となり、呼び込む力になります。  若い世帯の経済的支援は待ったなしです。国も見過ごすことができなくなっており、臨時給付金等を配ってきました。そうしたことからも、子ども1人当たり年間5万円ほどの支援になる給食費の無料化は最も取り組むべき施策と言えます。子ども医療費の窓口無料年齢の引上げ、所得制限の撤廃、国民健康保険税の子ども均等割の減免拡大など、子育て支援、子どもの育ち応援のまちアピールは多くの財源を使わなくても実現でき、費用対効果が高いものです。  中央図書館整備、児童館の整備など、市民の生涯学習、リカレント教育の場である文化施設に力を入れることで、市民の生活が豊かになり、郷土愛を深め、地域づくり、地域や市政への参加意欲につながります。  いなべ市は地域おこし協力隊、集落支援員、地域おこし企業人を多用し、人件費を浮かせ、特別交付税を確保するやり方を深めています。財政的には上手なやり方であり、そうして生み出した財源を市民の福祉の増進のために使うことが自治体本来の仕事であり、在り方です。  民間に任せないとノウハウがないような集客目的の事業は、自治体がやるべき仕事ではないのではないかと指摘しておきます。いま一度、よく考える必要があります。  公共施設は市民の財産です。いなべ市公共施設等総合管理計画、平成28年3月に作成し、2016年から2045年度まで30年間の計画で、10年ごとに見直しを図っていくとされていますが、この計画に沿って個別計画も立てて、計画的に進めるべきです。そうしてこそ議会が適切に事業がされているのかチェックできます。  新しい社会へということで、生理用品がトイレットペーパーのように当たり前にトイレにあるようにという点では、2月から早速中学校で実施され、これからも補充されていくこと、小学校にも広げていくことが明らかにされました。現場の声を丁寧にすくい取って対応されたことを大いに評価しています。子どもたちの安心につながり、こうした一見小さな生活に密着した取組こそ未来を変えていく力になると考えます。  学校校舎も計画的に建て替えて、地域格差なく教育環境を整えることを求めます。  国の補助金による誘導に乗った市政運営で、民間にもうけさせるやり方から、市民の願いに沿った暮らし応援の市政運営で、直接市民の福祉の増進を図る市政運営を求めて反対討論とします。 ○議長(小川幹則君)  次に、賛成者の発言を許可します。  10番、伊藤智子君。 ○10番(伊藤智子君)  10番議員、創風会、伊藤智子です。議案第16号、令和4年度いなべ市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。  令和4年度当初予算主要事業の市民温水プール建設事業は、年間を通じて、春夏秋冬、天候に左右されず使えるプールの建設です。温暖化で夏場の気温上昇のため困難になっていた小学校の水泳授業を確保し、保護者の監視当番もなくなり、専属の指導者により教師の負担も軽減されます。そして、環境を整え、子どもたちの泳げる自信を育みます。  さらに、一般の方々に広く活用していただくことによって、市民の健康増進を図り、幼児から高齢者の方までの楽しい憩いの場になることが見込まれています。  野遊び推進事業では、市内外から多くの方が来場する梅林公園の美しい梅林を存続させるだけでなく、梅の季節にとどまらず、年間を通しての活用を予定しています。コロナ禍で見直されたキャンプは、冬でも人々をいざないます。そして、この事業は市内の業者さんや物づくりや農業をされる市民を活気づけ、雇用も増え、市民の潤いと張り合いを生むことが見込まれています。  このような理由で、いなべ市のたゆまぬ前進と市民への福祉の増進につながることを願い、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(小川幹則君)  次に、反対者の発言を許可します。  6番、西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  議案第16号、令和4年度いなべ市一般会計予算に反対の立場で討論します。  地方創生事業として予算に上げられた野遊び推進事業は、16億円を超えるものであります。この先も永続的に維持管理や委託料がかかっていきます。この事業への投資の対価は人流と資源の付加価値とされ、市民への還元はないとの答弁でありました。地方創生事業で恩恵を受けるべきは市民であります。いなべ市の総合計画には、市民を主役とするまちづくりに取り組むとあります。この事業が本当に市民を主役としたまちづくりとなっているのでしょうか。  現在、市民には議論の余地すら与えられず、進められています。そして、議会への説明は多くの疑問点が残されている状況であり、理解を深めるための議論をしっかりとするべきであると考えます。このような状況で賛成をすることはできません。  よって、議案第16号に反対いたします。 ○議長(小川幹則君)  次に、賛成者の発言を許可します。  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  8番、篠原史紀令和4年度一般会計予算案について、賛成の立場で討論いたします。  特に全員協議会を含め、大いに議論になってきました野遊び推進事業に言及しますが、私は昨年来、大きな議論となってきたこの事業については、当初はかなり疑問であり、懐疑的でした。しかし、所管部と意見を交換する中、近年、市が展開してきた地方創生事業の流れ、特に山辺のにぎわい創生の最終目的が過疎化、獣害、森林保全、新たなビジネス創造という山辺エリアの課題解決であることを理解し、この野遊びSDGs推進事業が、その山辺のにぎわい創生を加速する事業であることも理解しました。  また、報道等により、大手アウトドアメーカーによるキャンプ場新設だけの事業のように伝わってしまっていますが、にぎわいの森事業同様に、真の目的は山辺の過疎化地域の課題解決にあります。その目的を根拠に、事業としては賛成いたします。  しかしながら、市による市民への説明はまだまだ不足していることは否めません。故に、今後、事業を進める中で、体験プログラム構築等に市民参加を促しながら、しっかり説明責任を果たしてください。  加えて、一般質問でも申し上げましたが、市の方針の変更故に、指定管理の方法の変更等があることは致し方ないと私は思っていますが、以下の3点だけはぜひ御留意願いたい。  一つは、今まで梅林公園管理をされていた方々の誇りを大切に、地元鼎地区住民の皆様を含め、さらに説明責任を果たすこと。一つは、農業公園施工の当初趣旨である山辺の高齢者雇用を守ること。もう一つは、多くの税金を投入する事業の中で、ハード整備と多大な先行投資なき民間企業が得るであろう広範な利益を基金創設、周辺インフラの整備、福祉事業の充実等を念頭に、市民の福祉の増進に還元する仕組みをしっかりつくること。  以上、背中を押す意味で、以上の提案を加え、賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第16号、令和4年度いなべ市一般会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成13、反対3であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第17、議案第17号の討論を行います。  発言を許可します。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番議員、日本共産党衣笠民子です。議案第17号、令和4年度いなべ市国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論します。  議案第6号、いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定によって、約0.7%の保険税値上げとなります。値上げが反映された予算であることから、反対とします。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第17号、令和4年度いなべ市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第18、議案第18号、令和4年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算から、日程第21、議案第21号、令和4年度いなべ市下水道事業会計予算の4議案は討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本案は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第22、議案第22号の討論を行います。  発言を許可します。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番議員、日本共産党衣笠民子です。議案第22号、工事請負契約の締結について(いなべ市温水プール(仮称)新築工事)に反対の立場で討論します。  市民温水プールはいまだにランニングコストなど経常経費が明らかにされていません。しかも建設には補助金があっても、ランニングコストなど経常経費は今後市民の負担となるものです。小学校のプール授業のためとはいえ、ほかの方法の検討もなく、ランニングコストなど経常経費も明らかにされていない事業に対して賛成していくことは議会が行政のチェックを放棄することに等しいことです。17億円の建設費用が既に可決はされていますが、このような中で、さらに賛成することはできません。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第22号、工事請負契約の締結について(いなべ市民温水プール(仮称)新築工事)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第23、議案第23号の討論を行います。  発言を許可します。  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、日本共産党、岡 恒和です。議案第23号、いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論します。  本条例改正案は、いなべ市職員一般職及び市長等特別職、いなべ市議会議員の報酬に対して一括して期末手当の支給率を減じようとするものです。これまでも一般職と特別職、議員報酬は別々の給与体系、報酬体系であり、それぞれ分割して提案すべきと指摘しました。例えば市長等の特別職、議員報酬に関しては引下げを賛成とし、一般職の引下げには反対という場合、一括した議案では賛否が下せないことになります。県内の大多数の市町のように分割して提案すべきものです。その上で、コロナ禍で支出が増えている一般職の期末手当支給率の引下げにも賛同できません。  以上、反対討論とします。
    ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第23号、いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第24、議案第24号の討論を行います。  発言を許可します。  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、日本共産党の岡 恒和です。議案第24号、いなべ市阿下喜温泉条例を廃止する条例の制定について、反対の立場で討論します。  本条例案は阿下喜温泉条例の廃止を行おうとするものですが、施行日は2年先、令和6年4月1日となっています。2年先にどんな状況になっているか分からない。この時期に本条例廃止案は全く必要がなく、反対します。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第24号、いなべ市阿下喜温泉条例を廃止する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第25、議案第25号の討論を行います。  発言を許可します。  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、日本共産党、岡 恒和です。議案第25号、財産の減額貸付について(株式会社温泉道場への減額貸付)に反対の立場で討論します。  質疑の中で明らかになったことは、本議案減額貸付しようとする対象物件は現在の阿下喜温泉であり、施行日とされている2年先の令和6年4月1日には、この建物は4億円かけて改修されており、この議案の建物は存在しません。存在しない建物を減額して貸し付けることはあり得ません。  執行部の説明では、そのときは新たに議案を提出すると説明がありました。とすれば、そもそも本議案は全く必要のないものであり、以上の理由で反対します。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第25号、財産の減額貸付について(株式会社温泉道場への減額貸付)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第26、議案第26号の討論を行います。  発言を許可します。  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、日本共産党の岡 恒和です。議案第26号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第1号)に反対の立場で討論します。  反対理由は、阿下喜温泉再構築事業費4億200万円が組み込まれているからです。しかも、この事業費令和5年度への繰越しが予定されており、今議会に令和4年度補正予算として上げる必然性はありません。阿下喜温泉再構築事業に賛成、反対にかかわらず、これまでの方針の変更、指定管理から民間企業への貸付けとするのなら、議会としてその費用や効果、市民サービスへの影響など、十分な検討をする時間が必要です。行政と該当民間企業との都合を議会に押しつける議案と言えるので、反対します。 ○議長(小川幹則君)  次に、賛成者の発言を許可します。  13番、清水隆弘君。 ○13番(清水隆弘君)  13番議員、創風会の清水隆弘でございます。議案第26号、令和4年度一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  阿下喜温泉の赤字の常態化を打開するための補正予算であります。この補正予算は3月9日に内閣府地方創生推進事務局から事業採択されました地方創生拠点整備交付金を活用してトレーラーハウスを設置し、宿泊施設が極端に少ないという本市の弱点をカバーするための予算であります。  また、四日市市の生桑の旧ユラックスを湯守座という名前にリニューアルし、運営されている株式会社温泉道場と株式会社旅する温泉道場から地域活性化起業人事業として阿下喜温泉を再生するための助言をしていただく予算であります。  私も湯守座には何度も足を運びましたけれども、高校生や大学生と見られる若い女性やカップルでとてもにぎわっています。阿下喜温泉も大いににぎわう施設に生まれ変わるために、絶対に必要な予算だと確信いたしております。  また、にぎわいの森や阿下喜の商店街など、市内への周遊も大いに期待がされます。どうか議員各位には御賛同いただきますことをお願い申し上げまして、私、清水隆弘の賛成討論といたします。 ○議長(小川幹則君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第26号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  なしと認め、確定いたします。  賛成14、反対2であります。  よって、本案は可決することに決しました。  次に、日程第27、請願第1号、シルバー人材センターの安定的な事業運営のために適格請求書保存方式導入にかかる適切な措置を求める請願(インボイス制度に関する請願)は討論の通告がありませんので、採決いたします。  本請願に対する委員長報告は採択であります。  お諮りいたします。  本件は、委員長報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本請願は委員長報告のとおり採択されました。  次に、日程第28、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから、日程第30、同意第1号、いなべ市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての3議案は討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり同意することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  暫時休憩します。                午前 9時55分 休憩                午前 9時55分 再開 ○議長(小川幹則君)  再開いたします。  お諮りいたします。  ただいま、総務経済常任委員長から、発議第2号、シルバー人材センターの安定的な事業運営のために、適格請求書保存方式インボイス制度)導入にかかる適切な措置を講じるための意見書が提出されました。  よって、発議第2号を追加日程第1として議題といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、発議第2号を日程に追加し、議題といたします。  暫時休憩します。                午前 9時56分 休憩                午前10時10分 再開 ○議長(小川幹則君)  再開いたします。  追加日程第1、発議第2号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  16番、位田まさ子君。 ○16番(位田まさ子君)  それでは、発議第2号、シルバー人材センターの安定的な事業運営のために、適格請求書保存方式インボイス制度)導入にかかる適切な措置を講じるための意見書の提出について。  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定により提出する。  令和4年3月25日。  提出者、総務経済常任委員会。  では、意見書の意見案の朗読をもって説明に変えさせていただきます。  シルバー人材センターの安定的な事業運営のために、適格請求書保存方式インボイス制度)導入にかかる適切な措置を講じるための意見書案。  シルバー人材センターは高年齢者等の安定等に関する法律に基づき設立された公共的団体であり、高年齢者の多様なニーズに対応した就業機会を提供するとともに、生きがいの充実や社会参加の促進による地域社会の活性化を図る役割を担っている。  令和5年10月に消費税法が改正され、適格請求書保存方式が導入されることとなっている。現行の消費税制度においては、小規模事業者への配慮として、年間売上高が1,000万円以下の事業者は消費税の納税義務が免除されており、センターの会員は免税の事業者に当たる。インボイス制度が導入されると、免税事業者であるセンターの会員は適格請求書(インボイス)を発行することができないことから、センターは仕入れ税額控除を受けることができなくなり、新たに預かり消費税分を納税する必要が生じる。  しかし、公益社団法人であるいなべ市シルバー人材センター運営は収支相償が原則であり、新たな税負担の財源はない。人生100年時代を迎え、国を挙げて生涯現役社会の実現が求められる中、報酬よりも社会参加、健康維持に重きを置いた生きがい就業をしているセンターの会員に対して、形式的に個人事業者であることをもってインボイス制度をそのまま適用することは、地域社会に貢献しようと努力している高年齢者のやる気、生きがいを削ぎ、ひいては地域社会の活力低下をもたらすものと懸念される。センターにとっては、新たな税負担はまさに運営上の死活問題である。  よって、インボイス制度導入後も、センターの会員の手取り額がさらに減少することなく、センターにおける安定的な事業運営が可能となる措置を講じられるよう強く求める。
     以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和4年3月25日、いなべ市議会。  なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣です。  以上、説明を終わります。 ○議長(小川幹則君)  これより、発議第2号に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  発議第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、発議第2号は委員会付託を省略することに決しました。  発議第2号、シルバー人材センターの安定的な事業運営のために、適格請求書保存方式インボイス制度)導入にかかる適切な措置を講じるための意見書は討論の通告がありませんので、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。  お諮りいたします。  議会運営委員長から令和4年議会における議会の運営に関する事項等の閉会中の継続調査の申出が、総務経済、都市教育民生、予算決算の各常任委員長から所管事務調査の閉会中の継続調査の申出がありました。  よって、委員会の閉会中の継続調査の申出についてを日程に追加し、追加日程第2として議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  それでは、追加日程第2、委員会の閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。  本件は、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。  お諮りいたします。  閉会中の議員派遣についてを日程に追加し、追加日程第3として議題といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  それでは、追加日程第3、閉会中の議員派遣についてを議題といたします。  当面の議員派遣については、お手元に配付の別紙のとおり派遣いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  よって、閉会中の議員派遣については、別紙のとおり派遣することに決しました。  これにて、本定例会に付された案件の審議は全て議了いたしました。  お諮りいたします。  本定例会中の本会議における議員の発言において、後刻、速記録を調査し、不穏当な発言がありましたら、議長において善処したいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小川幹則君)  異議なしと認めます。  ここで、閉会に先立ち、3月末日をもって退職されます小林治夫総務部長日紫喜隆一福祉部長、杉山義文市民部長、杉本 剛農林商工部長、出口日佐男水道部長、多湖康子会計管理者、梅山浩幸都市整備部長、太田一秋監査委員事務局長に対し、議会を代表して一言お礼の言葉を申し上げます。  退職されます8名の皆様には、市の幹部として的確に職務を遂行され、市政発展のため寄与された功績は極めて大きく、ここに深く感謝申し上げます。  今後につきましても、本市発展のため、引き続き御助言などを賜りますようお願い申し上げます。  退職される皆さん、お体にはくれぐれも留意され、それぞれのお立場での御活躍を心より祈念いたしまして、簡単ではございますが、歓送の言葉とさせていただきます。  ありがとうございました。  それでは、以上をもちまして令和4年第1回いなべ市議会定例会を閉会いたします。               (午前10時20分 閉会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。                いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...